キャプテン | 第一線で働くスタッフ | 株式会社ファイン・プランニング
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Captain | 第一線で働くスタッフ

Fine planning Staff interview

キャプテンとして、披露宴に参加するすべての人々の想いを形にします

Captain

市川 黎

キャプテンと現場スタッフ、マネージャーとの違いを教えてください

披露宴とは新郎新婦さまが日々お世話になっており、大切になさっている方をお招きする場と考えております。「キャプテン」の仕事は、新郎新婦さまとウエディングプランナーが披露宴当日までに、お招きするお客様の為に考えたおもてなしをサポートさせていただくことです。当日に事前のイメージ通りの舞台にするのはもちろん、それ以上の舞台が実現できるよう全力を尽くします。「現場スタッフ」は新郎新婦さまの代わりとなり、お客さまへのおもてなしをします。そして「マネージャー」はキャスト全体の統率を図り、お客様へのサービスを円滑に進めていけるようフォローやアドバイスを行います。現場に立つスタッフの管理と指導、店舗運営に付随するいろいろな業務がマネージャーの仕事です。

キャプテンの仕事をひとことで言うと、どんな仕事でしょうか。

新郎新婦さまの想いを、ご親族さまの想いを、ゲストの想いを、スタッフの想いを、すべての人々の想いを当日形にする仕事です。
披露宴には新郎新婦さま、ご親族、ご友人、会社の方々など、たくさんの方が参加されます。そのひとりひとりすべての方が私たちにとってお客様になります。立場が異なれば披露宴に対する思いも違うでしょうし、われわれスタッフに望むことも違うでしょう。またスタッフもキャプテン、マネージャー、ウエディングプランナーといろいろな立場があります。現場に立つ人全員の想いを形にするということはとても大変ですが、それだけに大きなやりがいのある仕事です。

現場を管理するキャプテンの仕事に携わって、
「感動した」「印象に残っている」エピソードを教えてください。

とあるお客様のエピソードですが、披露宴で新郎新婦さまがご挨拶をさせていただくときに、バックでBGMを流しておふたりでダンスをしながら会場をサプライズで盛り上げたいというお話がありました。ありがたいことに私に対しても「ぜひ一緒に踊ってほしいです!」とリクエストをいただき、ご一緒することになりました。おふたりが映えるベストなタイミングを探るべく入場のリハーサルを重ねるも、曲のサビに移るまでの時間が短く、ゆっくり入場して踊り出すまでのタイミングと合わず苦労することに。その一部始終を見ていた音響さんが機転を利かせて、急遽サビから入れるよう曲を編集してくれました。
そして、いよいよ本番。結果、会場内は大いに盛り上がり、多くの笑顔に包まれました。このエピソードは今でも強く印象に残っています。

仕事をする上で気をつけていることがあれば、教えてください。

新郎新婦さまをはじめ、会場に招かれたゲストや仕事をともにする仲間や上司が何をしてほしいのか? 何を求めているのか? 仕事をするに当たってはそれらを常に意識しています。これは新人のときにエリアマネージャーから教わったことです。現場にいるスタッフは、それぞれの人の視点で考え行動することが求められます。たとえば食事のときに、お子さまはスプーンやフォークを使った方が食べやすいでしょうが、ご高齢の方は箸の方が食べやすいという場合もあります。このように慣れないと使いにくい食器もありますので、お客様ひとりひとりのニーズに合わせた対応を臨機応変に提供するようにしています。

仕事のやりがいや、あなたの仕事の流儀は何ですか?

新郎新婦さま、お客さまから現場スタッフにいたるまで、会場すべての方が笑顔であふれているとき。先に挙げた、新郎新婦さまがダンスをしながらあいさつをして会場をまわるというサプライズは、お客様の要望を忠実に反映して当日までにスタッフたちと綿密な打ち合わせを重ねたことで成功させることができました。式の当日までに積み重ねた努力が本番に花開いたことで、その場にいた全員が笑顔になりました。披露宴は1日しかありませんが、その1日のためにお客様もスタッフもたくさんの時間をかけています。そういった積み重ねの結果が見られる披露宴ですから、誰もが笑顔になれるのだと思います。

キャプテンは多くのスタッフと関わる仕事かと思いますが、
今後どんなスタッフと働いてみたいですか。

仕事をする中で、「ここはもっとこうすれば改善できる」、「あのときはこう動いていればよかった」と、よりよいサービスを求める熱意のある人といっしょに働きたいと思っています。入社後はまず、ゼロから現場の仕事を学びます。現場の責任者であるキャプテンを目指して、新郎新婦さまへの対応、スタッフへの指示が的確に出せるようになってください。もちろん、最初から全部ができるわけではありません。私も失敗することはありますが、それを反省材料にして次につなげていきます。日々たくさんの人々と触れ合う仕事なので、吸収できるものはたくさんあります。お客様が求める以上のサービスができるよう、熱意を持って仕事に取り組める人がいいですね。

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